グラインダなどの工具に取り付けて回転させ使用面をワークに当てる事によって
研削・研磨加工していく砥石です。
主にバリ取り、溶接ビード取りなどに使用されます。
また砥材にはいくつか種類があり、ワークの材質に合った砥材を使用することによって、
作業効率のアップ・作業者への負担軽減などへと繋がります。

代表的な砥材
・A/WA…一般鋼
・WA…ステンレス鋼
・ジルコニア…ステンレス鋼・鋳鉄
・セラミック…一般鋼・ステンレス鋼

代表的な寸法
・100x6x15、125x6x22、150x6x22、180x6x22など

使用方法はオフセット砥石と同様にグラインダに取り付けて研削・研磨加工をしていく砥石です。
オフセット砥石との違いは厚みが薄く、柔軟性がありワークにソフトに当たります。
その為、通常のオフセット砥石よりも加工面がきれいに仕上がります。

代表的な砥材
・AC…一般鋼・鋳鉄
・WA…ステンレス鋼・合金鋼

代表的な寸法
・100x2x15、125x2x22、150x2x22、180x2x22など

加工物の切断に使用する砥石です。
一般的にФ100～Ф205まではディスクグラインダ、
Ф305～は切断機に取り付けて使用します。
砥材、厚み、結合度などの違いで切れ味、砥石の耐久性などが変わります。
例えばФ100の切断砥石だと厚み1.0mmの厚みのものがよく使用されていますが、
最近ではそれよりも薄い0.8mmや0.7mmのニーズが高まっています。
砥石の厚みを薄くする事によって、切れ味、仕上精度の向上が見込まれます。
ただしその分砥石の寿命は、厚みのある物よりも劣る傾向にあります。
したがって、仕上精度や砥石寿命、コストなどを考慮し、その作業に合った砥石を
選択することが重要となります。
当社では価格重視から性能重視のものまで、幅広く取り扱いがございます。

代表的な砥材
・A…一般鋼・鋳鉄
・WA(またはA砥材の結合度の柔らかいものNやMなど)…ステンレス鋼・合金鋼
・ジルコニア系…一般鋼・ステンレス鋼
・セラミック系…一般鋼・ステンレス鋼

代表的な寸法
・100x2x15、105x1.0x15、105x1.6x15、125x2x22、150x2x22、180x2x22、205x2x22
305x3x25.4、355x3x25.4、405x3x25.4など
その他にも多数取り扱いがございますので、お気軽にお問い合わせください。

切断精度が必要な時や高価な材料の切断時などに使用される切断砥石です。
高速切断機や精密切断機などで使用します。
被切断面への切り込みが鋭く、短時間で効率よく切断出来ます。
また通常の切断砥石に比べ、高い寸法精度が得られます。
砥石が薄い為、ワークの損失が少なく高価な素材でも無駄なく切断できます。
ワークの材質に合った砥材・粒度・結合度・寸法を適切に選択することが重要です。
ガラスクロスによる補強が無い為、ラフな切断作業には向きません。

代表的な砥材
A…一般鋼材・普通炭素鋼など
WA…ステンレス鋼・合金鋼・高炭素鋼など
C…非鉄金属鋳鉄など
GC…超硬合金・高硬度脆性鋼材など

その他にも砥材にダイヤモンドを使用したものもございます。
寸法など含めぜひお気軽にお問い合わせください。

最も一般的な形状の砥石で1号砥石とも呼ばれます。
ストレートグラインダで使われるような小径の寸法の物から専用の研磨機に合わせた大径の物まで
幅広くございます。
また形状も平型のみでなく、2号リング型や5号片凹み型、6号カップ型、軸付砥石など幅広くございます。
当社では標準品から特殊製作品までご要望に沿ったご提案をさせて頂きます。

代表的な砥材
・アルミナ系(A、WAなど)…一般鋼材、合金鋼、焼入れ鋼など
・炭化ケイ素系(C、GCなど)…鋳鉄・非鉄金属など
・セラミック系…一般鋼材、焼入れ鋼、合金鋼など